取引慣行に関する現場の具体的な事例を公正取引委員会に伝えました! (7月16日) | ||
フード連合は、営業部門で固有の問題となっている「労務提供」や「押しつけ販売」、「不当な返品」などを改善する目的で、課題解決に向け、2003年から連合の食品部門連絡と連携しながら活動を進めてきました。 今回、フード連合単独で、2007年12月〜2008年2月の期間で実施した「流通取引慣行における実態調査」の中で、取引先の優越的地位の濫用事例を収集し、これらの事例を精査した中で、改善して欲しい企業等々について公正取引委員会に実態を伝えました。 ◆意見した主な内容 ・駐車場整理などの労務提供をさせる企業 ・理不尽な協賛金の要求をする企業 ・高額商品を押しつけ販売する企業 ・大規模小売業者以外での不公正な流通取引の実態 ・再発防止のチェック体制の強化 ・・・等々 公正取引委員会からは、いただいた情報は必要な所にあげ、その中で問題あるものは審査局に情報提供していく、とのコメントをいただいています。 この課題は昔から続く商慣習から引き起こされるものであり、一度、活動をやめると元に戻る習性があります。粘り強く継続して活動していきますので、この活動に対するご理解、ご協力を今後ともよろしくお願いします。 | ||
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