2008春闘総決起集会開く 要求実現へ向けた闘いを確認224日)
春闘勝利へガンバロー!
フード連合の「2008春季生活闘争食品労働者総決起集会」が2月24日、東京の「日比谷公会堂」に組合員や組合員の家族など1,150人が参加し、今春闘での要求実現に向けて決意を確認し合いました。

 主催者挨拶で渡邉会長は、今春闘をめぐる食品産業の取り巻く環境は、厳しいとしながらも、この集会を契機にして大きな風を起こしていきたいと述べました。
 また、食品産業は原油高、原材料の高騰により、この間各社は値上げを決定している。流通業界から価格すえおきを要請されているところもあるが、食品で働く仲間は、労働分配率の低下、可処分所得の減少により、家計の疲弊はぎりぎりのところにきている。経団連の御手洗会長は企業の成果は賃金引上げで家計に配分されることが必要であり、個人消費の向上などを通じて内需中心の経済成長につなげるという賃上げ容認の発言をしている。マクロの視点からの議論を経営側に訴えよう。昨年以上の共闘体制によって、連合の「有志共闘」の座長産別としての役割を果たし、今春闘をしっかり闘い、しっかり成果をあげるためフード連合の10万人の組合員が一丸となって勝利していきたいと強く呼びかけました。
 来賓の木連合会長は、今春闘は、家計の痛みを緩和し、個人消費を回復し、内需拡大の経済にすることが重要だと述べました。
 集会は、最後に参加者全員による春闘勝利をめざすシュプレヒコールで参加者の決意を確認し合いました。