第6回中央委員会を開催 2008春季生活闘争方針を決定128日)
2008春季生活闘争方針を満場一致で決定
 フード連合は、1月28日東京台場の「TOC有明コンベンションホール」で「第6回中央委員会を」を開催し、2008春季生活闘争方針を決定しました。
 渡邉会長は、2008春季生活闘争に取り組むにあたり、「今次春季生活闘争は失いつつある『労働の尊厳』を回復するために果敢にたたかうべきである」とし、株主配当や役員報酬が増大している一方、労働分配率の低下傾向にハドメがかかっていないことに触れ、格差の拡大に警鐘を鳴らしました。そして、今春闘では時間外労働、休日労働の割増率引き上げの取り組むとともに、昨年に引き続き「有志共闘」へ参加して、3月12日の先行グループの回答指定日にあわせて回答の引き出しをはかることとし、前年以上の共闘体制のなかで結果を引き出し、役割を果たしたいと述べました。
 春季生活闘争方針では、平均賃上げ要求は、賃金カーブ維持分を確保した上で、「1%」を目安に賃金改善を行うことし、引き上げ額の目安を、@定昇制度などの賃金制度が確立されている組合は、定昇込み8,500円基準、または賃金改善分3,000円を基準とする、A定昇制度などの賃金制度が確立していない中小組合は、7,000円、または3%を基準とすることを決定しました。