2006連合中央女性集会

 真の男女平等社会を求め
 今後の取り組みを確認

 男女がともに仕事と生活を調和できる職場・社会をつくろう!
分科会で事例報告するフード連合・吉越中央執行委員(右から2人目)
分科会で事例報告する
フード連合・吉越中央執行委員(右から2人目)
 連合・木会長はあいさつで、男女雇用機会均等法の改正について、「間接差別の禁止やワークライフバランスの明記などを求めてきたが、間接差別の禁止は、限定列挙にとどめられており、ケースごとに実績を積み重ね、完全な法にしていく取り組みが求められる」と述べました。
 このあと、連合の山口副事務局長より労働現場での課題や労働組合の役割が問われていることなどについての基調提起、さらに実践女子大学・鹿嶋敬教授より「どう築く、男女平等の家庭・職場・社会」の講演が行われました。
 つづいて、参加者は7つの分科会に分かれ、「改正男女雇用機会均等法を職場に定着させよう!」「労働組合・職場・社会における男女平等参画推進を進めよう!」「パート・派遣・契約労働者の均等待遇法制化を実現しよう!」の3つのテーマで分散会討議を行いました。
 第一分科会では、フード連合・吉越亜紀中央執行委員(キリンビール)より、キリンビール労組での運動方針の重点課題としてのワークライフバランス実現に向けた取り組みについて、事例報告がされました。
 集会は最後に、@改正男女雇用機会均等法の職場での取り組み強化、Aパート労働者などの均等待遇の法制化の実現、B労働組合・職場・社会での男女平等参画の推進へ全力を挙げて取り組むこととする「集会アピール」を採択して終了しました。